ヴィンテージレザー入荷

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イタリアよりヴィンテージの革を入荷いたしました。

今回入荷したのはアッパー用とライニング用です。
そのどちらもベビーカーフで、20年以上前に製造されたものになります。

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まずはアッパー用の革のご紹介です。

90年代後半に製造された銀面の光沢が美しい革です。

表面に白くロウ分が浮き出てきていることからもわかるように(写真だと見えないですが)、ロウ分をしっかりと革に浸透させているからか、とてもしなやかで20年以上経った今でも革が乾燥していません。

昔の革は良かった と誰もが聞いたことがあるような言葉がありますが、こういうもののことを言っていたのかなあと思えるような革です。

よくご注文いただくようなボックスカーフと言われる革と比べると、ベビーカーフなので厚みは少し薄め、さらに銀面の透明感が印象的な革なのでとても上品な靴に仕上がると思います。男性はもちろん、女性にも特にお勧めです。

色はブラウンの一色です。

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次にライニングのご紹介です。

ライニング(靴の内側で足に触れる部分)の革はあまり注目されることがないですが、履き心地や快適性にダイレクトに影響してくるので、それぞれの靴屋さんのこだわりが見れるところでもあります。

今回仕入れたこの革は、アッパー同様にイタリアで20年以上前に製造されたものです。

ライニングの素材では牛、馬、豚の革をよく使用しますが、ベビーカーフ(牛ではありますが)のライニングはあまり見かけたことがありません。昔はよくあったのでしょうか。

この革の特徴としては、表面にロウ引き加工がされていることから摩擦が少なくとてもさらさらで快適な履き心地をご提供できるかと思います。

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Bespoke、MTOどちらにも使用可能です。

どちらの革もデッドストックですので数に限りがございます。

再入荷も難しいと思いますので、気になる方はお早めにどうぞ!